感染症内科について
感染対策および感染症診療
当院では、一般内科における日常診療と並行して、感染症への高度な対応体制を整えています。重症患者や基礎疾患を抱える方々が安心して受診できるよう、次のような感染対策と診療体制を構築しております。完全分離型の感染症診療体制(発熱外来)通常の外来診療と発熱外来とは完全に動線を分離しており、院内でのウイルスや細菌の交差感染を最小限に抑える設計となっています。特に、循環器疾患など重症化リスクの高い患者さまが多く通院されているため、感染対策プランを策定し、全職員が厳格に順守しています。
最新の空気清浄システムを導入
発熱患者の診察室には、1分間に12回の換気が可能な陰圧対応空調システムを導入しています。これにより、空気感染のリスクがある疾患(COVID-19や結核など)にも安全に対応することが可能です。
多様な感染症に対応可能
当院の感染症診療では、風邪やインフルエンザといった一般的な感染症に加え、
にも対応しています。診断から治療まで、一貫して院内で実施可能です。
適正な抗菌薬使用を徹底
不要な抗菌薬の投与を避けるため、
- グラム染色
- 各種迅速検査(インフルエンザ・アデノウイルス・溶連菌など) を積極的に活用し、感染症の原因菌をできる限り可視化します。これにより、抗菌薬による耐性菌の蔓延を抑制し、環境への影響も最小限に留めています。スピード重視の検査体制
血液検査および微生物検査の大部分は院内で15分前後で結果が判明します。
そのため、当日中に結果をもとに治療方針を立てることができるスムーズな診療体制を実現しています。
感染症に対して「適切に診断し、的確に治療し、院内感染を防ぐ」ことは、クリニック全体の安全性を守る最も重要な柱のひとつです。
当院の総合内科では、地域の皆さまに安心してご受診いただけるよう、日々感染対策と診療レベルの向上に努めております。